方針
まず の36通りを ごとに数え, の個数を出す。次に の偶奇で2次係数が変わるので判別式を分ける。条件付き確率は,実数解をもつ全事象の個数と を満たす個数を比べる。
解答
(1)
の順に,を満たすの個数はである。したがって求める確率はである。
(2)
が偶数のとき,判別式は であるから,条件を満たす は(1)より17通りである。が奇数のとき,判別式は であり,常に正である。よって条件を満たす組の数はである。全体は 通りなので,求める確率はである。
(3) である。となるのは,が奇数で のときだけである。このとき判別式は であるから,は6通りすべて可能である。したがって条件を満たす組は 通りである。よって条件付き確率はである。
別解
解法2(偶奇別の度数表)
方針
第2投と第3投の組 を表にして判別式条件の度数を可視化する。次に第1投の偶奇を3通りずつに分け,条件付き確率は度数の比として求める。
解答
(1)
を固定したとき, を満たす の個数を並べるととなる。 は全部で36通りだからである。
(2)
が偶数ならであり,表から は17通りである。 が奇数ならなので36通りすべてが該当する。偶数・奇数の目は各3個だから,有利な結果は通りである。したがってとなる。
(3)
導関数はである。 が偶数なら は不可能である。 が奇数なら より であり,このとき は6通りすべて許される。したがって『異なる2実根をもち,かつ 』となるのは通りである。条件事象は (2) の159通りなのでである。
総評
難度4,計算量4。想定時間は12分程度。判別式を (a) の偶奇で分けるだけの標準的な確率問題である。(3)は分母を(2)の有利事象の個数159通りにする点を確認したい。