(1) a2 を1つ決めると a1=n−2a2 と一意に決まる。a1 が0以上であるためには 0≦n−2a2 すなわち 0≦a2≦2n であればよい。
したがって a2 の取り方は ⌊2n⌋+1 通りである。よって X(n)=⌊2n⌋+1 である。偶奇で書けば X(2s)=s+1,X(2s+1)=s+1(s=0,1,2,…) である。
(2) a3 を固定して a3=j とおくと、残りの条件は a1+2a2=N−3j である。したがって、そのときの (a1,a2) の個数は X(N−3j) である。ただし N−3j≧0 でなければならない。ゆえにY(N)=j≧0N−3j≧0∑X(N−3j)である。
これを N=3n,3n+1,3n+2 に適用すると Y(3n)=X(3n)+X(3n−3)+⋯+X(0), Y(3n+1)=X(3n+1)+X(3n−2)+⋯+X(1), Y(3n+2)=X(3n+2)+X(3n−1)+⋯+X(2) である。右辺に現れる添字は、それぞれ 3 で割った余りが 0,1,2 のものを集めたものである。したがって、3つを足すと 0,1,2,…,3n+2 がちょうど1回ずつ現れる。よって Y(3n)+Y(3n+1)+Y(3n+2)=l=0∑3n+2X(l) である。
次に右辺を計算する。 n=2t のとき、3n+2=6t+2 である。ここで 6t+2=2(3t+1) だからl=0∑6t+2X(l)=(1+1)+(2+2)+⋯+((3t+1)+(3t+1))+(3t+2)=2⋅2(3t+1)(3t+2)+3t+2=(3t+2)2である。n=2t を戻すと (3t+2)2=(23n+4)2=4(3n+4)2 である。 n=2t+1 のとき、3n+2=6t+5 である。ここで 6t+5=2(3t+2)+1 だからl=0∑6t+5X(l)=(1+1)+(2+2)+⋯+((3t+3)+(3t+3))=2⋅2(3t+3)(3t+4)=(3t+3)(3t+4)である。n=2t+1 を戻すと (3t+3)(3t+4)=4(3n+4)2−1 である。
したがって右辺の値はl=0∑3n+2X(l)=⎩⎨⎧4(3n+4)24(3n+4)2−1(n が偶数),(n が奇数)である。
3つの和が添字を重複なく覆う様子は次図で確認できる。