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大阪大学 1988年度 後期日程 第2次学力試験文系(後期)数学 第1問

nは正の整数とする.

(1) 10円玉と50円玉を組み合わせて合計50×n円にするには
(n+1)通りの方法があることを示せ.

(2) 10円玉,50円玉,100円玉を組み合わせて合計100×n円にするには
何通りの方法があるか.

(3) 10円玉,50円玉,100円玉,500円玉を組み合わせて合計1万円にするには
何通りの方法があるか.

難易度5/ 10計算量5/ 10目安18

場合の数整数 数え上げ和の計算文字消去

方針

高額の硬貨の枚数を固定し、残額を作る方法数を足し上げる。最後は平方和の公式で数値化する。

解答

(1) 10円玉、50円玉の枚数をそれぞれ x,y とする。x+5y=5n であり、y0,1,,n のいずれかである。各 y に対して x=5n5y は一意に定まるので、方法は n+1 通りである。

(2) 100円玉の枚数を z とすると 0zn である。z を固定したときx+5y=10(nz)だから、y=0,1,,2(nz)2(nz)+1 通りである。よって全体はz=0n{2(nz)+1}=k=0n(2k+1)=(n+1)2通りである。

(3) 500円玉の枚数を w とすると 0w20 である。w を固定した残額は 10000500w=100(1005w) 円なので、(2)より方法は (1015w)2 通りである。したがって総数はw=020(1015w)2.k=20w と置き換えるとk=020(5k+1)2=25k=020k2+10k=020k+21=252870+10210+21=73871.よって答えは (1) n+1 通り、(2) (n+1)2 通り、(3) 73871 通りである。

別解

解法2

方針

50円玉の枚数を偶数・奇数に分けて数える。500円玉を固定した後も同じ数え方を用い、二重和を整理する。

解答

(1)
x+5y=5n であり、y=0,1,,n ごとに x が一意に決まるので n+1 通りである。

(2)
x+5y+10z=10n を考える。y=2j のとき z=0,,njnj+1 通り、
y=2j+1 のとき z=0,,nj1nj 通りである。よってj=0n(nj+1)+j=0n1(nj)=(n+1)(n+2)2+n(n+1)2=(n+1)2.(3)
500円玉を w 枚使うと 0w20 であり、残額は 100(1005w) 円である。
(2)より方法数は (1015w)2 だから、w=020(1015w)2=k=020(5k+1)2=252870+10210+21=73871.

総評

高額硬貨の枚数を外側から固定すると、下位の小問がそのまま再利用できる階層的な数え上げになる。(3)で500円玉を固定した後の残額を 100(1005w) 円と正しく読み、(2)の n1005w を代入する。最後の平方和の計算ミスに注意する。目安時間は18分。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。

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出典: 大阪大学 1988年度 後期 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。