問題
個のさいころを回投げ、出た目を順にとする。次の問いに答えよ。
(1) 集合が集合と等しくなる確率を求めよ。
(2) である確率を求めよ。
(3) がすべて異なる確率を求めよ。
(4) 集合と集合が等しいとき、である条件付き確率を求めよ。
(5) である確率を求めよ。
出典:広島大学 2025年度 前期 文系 第1問
方針
全事象を順序つきの 通りとして前半を直接数える。(5) は と並べ,最小値で場合分けして非減少解を尽くし,最後に重複度に応じた順列数を戻す。
解答
(1)
が回ずつ出ればよいので、有利な出方は通りである。よって確率は
である。
(2)
異なるつの目を選ぶと、そのうち昇順になる並びは通りである。したがって有利な出方は 通りであり、確率は
である。
(3)
回の目がすべて異なる出方は
通りである。よって確率は
である。
(4)
集合がである出方は、各回がまたはで、しかも両方が現れる出方であるから
通りである。このうち は通りである。よって条件付き確率は
である。
(5)
を小さい順に並べて とする。では和がを超え、では和が高々である。したがってまたはを調べればよい。
のとき
であり、から
である。のときは
であり、のみである。非減少解と順序つきの個数をまとめると
である。したがって順序つきの有利な出方は
通りである。よって確率は
である。