問題
実数はを満たす。(1) の最大値と最小値を求めよ。(2) の最大値と最小値を求めよ。
出典:一橋大学 2017年度 前期 文系 第1問
方針
解法1
とおき, の一変数問題にする。(1)は の最大最小,(2)は底を にそろえて の最大最小を調べる。
解法2
対数の単調性で積の評価に直す。(1)は相加平均・相乗平均,(2)は と候補値との差を因数分解し,微分を使わず上下限と等号条件を決める。
解答
解法1
(1)
であり,, より である。
である。 だから, において最大値は ,最小値は端点での である。よって
の最大値は ,最小値は である。
(2)
底を にそろえると
である。 とおくと
である。 では, は で増加し, で減少する。したがって最大値は であり,最小値は端点を比べて である。よって最大値は ,最小値は である。
解法2
(1)
対数関数は単調増加なので を評価すればよい。相加平均・相乗平均より
等号は で成立する。一方 で
等号は で成立する。したがって最大値は
最小値は
(2)
である。 とし とおく。最大値について
だから ,等号は である。また
であり, では等号は のみである。よって最大値は
最小値は