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一橋大学 2021年度
文系数学 第2問

問題

実数 に対し, を超えない最大の整数を で表す。数列

で定義する。正の整数 に対して

を求めよ。

出典:一橋大学 2021年度 前期 文系 第2問

方針

解法1(平方数の間でまとめる)

となる範囲を と区切る。各ブロックは 項で,末尾の だけを別に加え,有限和を整理する。

解法2(隣り合う項の差を取る)

の部分和である。この区間では末尾の1項を除いて床関数が なので差が簡単に求まり,得られた漸化式を帰納的に解く。

解答

解法1(平方数の間でまとめる)

となるための必要十分条件は

である。したがって, について となる項は 個あり,最後の だけは である。よって

ここで

を用いる。 とすると

だから

この式は のときも を与える。

解法2(隣り合う項の差を取る)

とする。 から までの 個の整数 について

であり, では である。したがって

一方,候補となる式

を満たし,

も満たす。よって数学的帰納法により である。すなわち