方針
積分区間の中心が なので とおく。対称区間では一次の項が消え,条件は となる。整数の因数分解から順序つき三つ組を列挙する。
解答
とおくと積分区間は となり,対称区間では一次の項の積分が0なので,与えられた条件はここでだから2つの整数因子はのいずれかである。 を満たすものを調べるとの8通りである。全事象は 通りだから,求める確率は
別解
解法2(出目の差を先に数える)
方針
定積分を直接計算して同じ積の条件を得る。2因子の絶対値が1と3で符号が逆であることから を先に数え,各 に対する の2候補を求める。
解答
まず定積分を直接計算する。したがって積分が0となる条件は2因子は異符号で,絶対値が1と3である。よってサイコロの目の範囲で順序つきの はの4通りである。それぞれについて は両端から1だけ内側の2個であり,実際となる。したがって有利な順序つき三つ組は 通りであり,確率は
総評
難度5,計算量4。目安時間は12分。積分を対称区間へ移すと奇関数部分が消え,確率問題が整数の積の問題へ変わる。因子対を4組すべて書く方法と, を先に数える方法の両方で8通りを確認できる。 は投げた順を表すので順序を区別する。