方針
両辺を で割り,組合せの比を の式に直す。整理すると となるので, から が取り得る平方数だけを調べる。
解答
は正である。組合せの比を用いるとまたである。与えられた等式を で割り,さらに を掛けるととなる。整理してを得る。
だから であり, が平方数となる可能性はだけである。すなわち である。
のとき より となり,範囲 を満たさない。 のとき より である。 のとき より である。
したがって求める組はである。
別解
解法2(中心からのずれを整数文字で置く方法)
方針
組合せを階乗で表して共通因子を消し、 と置く。等式は となるので、 の範囲と偶奇から候補を直接列挙する。
解答
与式を階乗で表し、正の共通因子 を消すと分母を払って整理すればである。ここでとおくと は整数でとなる。 より だからだけを調べればよい。
では 、 となり を満たさない。
では 、、
では 、 となり、いずれも範囲を満たす。
よってである。
総評
添字の異なる組合せの等式を整数条件へ落とす問題。目安時間は15〜20分。標準解法は で割って比を整理し、別解はさらに と置いて を同時に表示した。どちらも核心は である。平方数候補を出した後、 の2候補が の範囲外であることまで確認する。対称性 により解が対で現れることも検算になる。