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一橋大学 2024年度
文系数学 第3問

問題

に関する次多項式で次の係数はである.で割ると余り,で割ると余る.を求めよ.

出典:一橋大学 2024年度 一般選抜(前期日程) 文系 第3問

方針

解法1(値と導関数の条件に直す方法)

で割った余りが定数である条件を、での関数値と導関数値の2条件に読み替える。モニック4次式の4個の未知係数に対して、で得られる4本の一次方程式を対称に加減して解く。

解法2(商を先に置く別解)

まずで割る条件をそのまま用い、と置く。がモニック4次式なのではモニック2次式である。残るの条件をの2条件へ変換すれば、未知係数2個を短く決定できる。

解答

解法1(値と導関数の条件に直す方法)

とおく。で割った余りがであることは

と同値である。同様に、で割った余りがであることは

と同値である。

なので

を得る。第2式と第4式の差からである。また第1式と第3式の差からであり、第4式へを代入するととなる。したがって

第3式からである。よって

である。

解法2(商を先に置く別解)

で割った余りがなので

と書ける。は4次係数がの4次式だから

とおける。

で割った余りがであることから

第1条件はなのでである。また

より

したがってである。

だから

よりである。さらに

よりである。したがって