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京都大学 2005年度 後期日程 第2次学力試験文系(後期)数学 第2問

次の方程式を満たす複素数 z をすべて求めよ。2z+2iz+2i=z‾ただし,i は虚数単位,z‾ は z に共役な複素数である。

難易度3/ 10計算量3/ 10目安10分

数と式、方程式・不等式 実部虚部比較、文字消去、場合分け

方針

z=x+iy と置いて分母を払う。実部・虚部を比較すると x=y+1 が得られ、実部の式は y の2次方程式になる。

解答

z=x+iy とおく。分母を払うと2z+2i=∣z∣2+2iz‾.両辺を実部と虚部に分けると2x=x2+y2+2y,2y+2=2x.第2式から x=y+1 である。これを第1式へ代入すると2(y+1)=(y+1)2+y2+2y,すなわち2y2+2y−1=0.よってy=−1±32,x=y+1=1±32であり、複号は同順である。したがってz=1+32+−1+32i,z=1−32+−1−32iである。どちらも z+2i≠0 を満たす。

総評

難度3、計算量3。想定時間は10分程度で、完答目標の問題である。分数のまま有理化するより、まず分母を払って zz‾=∣z∣2 を使うと整理しやすい。差がつくのは複号を同順に保ち、分母が0でないことを最後に確認する点である。

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出典: 京都大学 2005年度 後期 文系・理系共通 数学。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。