方針
点 とおき、線分 上の点を と表す。円 は なので、交点 に対応する がすぐに決まる。 であることから の座標を で表し、媒介変数 を消去する。(2)では曲線上の点 を代入し、 を得る。 と が互いに素であるため、 が平方数になることを使って候補を絞る。
解答
(1)
直線 上の動点を とおく。円 は中心 、半径 なので すなわち である。
線分 上の点は と書ける。これが円 上にあるとき である。 なので であり、 である。したがって である。一方 だから である。
点 は 上にあり、 を満たすので、 方向の単位ベクトルを用いて である。よって である。この2式から であり、したがってである。一方 だから、求める軌跡の方程式は である。
(2)
点 がこの曲線上にある条件は である。整理すると より である。
ここで と は互いに素である。したがって が平方数であるためには、 自身が平方数でなければならない。そこで とおくと、 は自然数で である。また より である。
条件 から である。これを満たす自然数は であり、 では となる。したがって求める組は である。
別解
解法2(直径円と極座標)
方針
直線 の偏角を とする。直径円の弦長から
を得て、 の極座標を直接表す。
整数条件は が平方数であることへ帰着する。
解答
(1)
が 軸となす角を とする。 は 上なので は と を直径とする円であるから従ってよってしたがって逆に を満たすこの曲線上の点は上の媒介表示をもつので、
これが軌跡である。
(2)
を代入すると だから と書け、 より である。従って
総評
難度は10段階中6、計算量は10段階中6。目安は20分。前半は直線 上の点を倍率で表すと、円との交点 と点 が一気に整理できる。 を長さだけでなく、同じ半直線上の倍率として扱うのが重要である。後半は から が平方数になる理由、つまり互いに素な因子の平方性を明記するとよい。