(3) 直線 y=x からの距離を半径として,軸に垂直な断面を考える。0≦u≦21 では断面の端は y 軸上にあり,半径は u である。21≦u≦2 では曲線 C 上の点で決まり,(1)(2)よりu=2t2+1,半径=2(1−t)2(0≦t≦1)である。よって体積 V はV=π∫01/2u2du+π∫01{2(1−t)2}2dtdudtである。ここで dtdu=2t だからV=π⋅621+π∫012(1−t)42tdtである。また∫01t(1−t)4dt=301よりV=π(122+602)=102πである。
別解
解法2
方針
座標軸を45度回転し、回転軸 y=x を新しい u 軸にする。新しい v 座標が回転半径になるので、変換後の領域を図示して円板法を適用する。
解答
u=2x+y,v=2y−xと座標を45度回転する。このとき y=x は v=0、すなわち u 軸になる。
点 P=(t,t2−t+1) を代入するとu=2t2+1,v=2(1−t)2.(1)(1) Q は P の u 軸への正射影だからOQ=u=2t2+1.(2) 0≦t≦1 では v≧0 なのでPQ=v=2(1−t)2.(3) y 軸上では v=u となるから、0≦u≦1/2 の断面半径は u である。その先は曲線 C が外周を与える。(1)より du/dt=2t だからV=π∫01/2u2du+π∫01v2dtdudt=62π+2π∫01t(1−t)4dt=62π+302π=102π.
総評
難度6,計算量6。想定時間は22分程度。斜めの回転軸に対しては、u=(x+y)/2、v=(y−x)/2 と45度回転すると、u が軸方向、v が回転半径になる。変換後の図で、0≦u≦1/2 は y 軸由来の半径 v=u、その先は曲線 C 由来と分けることが重要である。積分はすべて表示数式にし、変数変換の微分 du/dt を明記する。