問題
三角形において,各辺の長さをとし,とする.以下の問いに答えよ.
(1) の値を求めよ.
(2) 三角形の面積を求めよ.
(3) の大きさを求めよ.
出典:岡山大学 2022年度 前期 文系 第2問
方針
解法1(余弦定理から三角比を求める方法)
余弦定理で を求める。得られた値が の形であることを確認し,面積は を使う。
解法2(複角公式から角を特定する方法)
余弦定理で を求めた後、平方して を正確に出す。最後に と照合して角そのものを決定する。
解答
解法1(余弦定理から三角比を求める方法)
(1)
余弦定理より
である。 なので
となる。したがって
である。
(2)
(1)の値は であるから, より
である。よって面積は
である。
(3)
で,
である。したがって
である。
解法2(複角公式から角を特定する方法)
(1)
とおく。余弦定理より
(2)
三角形の内角なので である。(1)から
よって
(3)
加法定理より
における余弦の単調性から