方針
与えられた辺の長さから の内積を求める。 は係数和が1なので平面ABC上にあり, と角度は内積で計算する。体積は が平面ABCに垂直であることを内積で確認し,底面積と高さから求める。
解答
(1) であり,係数の和はである。したがって は3点 が定める平面上に存在する。
(2)
辺の長さよりである。また からを得る。よってである。したがってである。
(3) とおく。するとであり,(2)より である。したがってである。よってである。
(4)
同様に であるから, は のいずれにも垂直である。よって は平面 に垂直で,四面体の高さである。
三角形 は なので, である。したがって底面積は である。ゆえに体積はである。
別解
解法2(直交座標を設定して行列式で体積を出す方法)
方針
を利用してBとCを座標軸上に置く。
AとHの座標を定め、長さ・直角条件・体積を一続きに計算する。
解答
(1) よって は平面 上にある。
(2)
辺長から なのでと置ける。さらに , よりしたがって である。
(3) とおくと、座標からしたがって である。
(4)
四面体の体積は平行六面体の体積の だから
総評
難度5,計算量5。想定時間は18分程度。内積計算で高さまで出す空間ベクトルの標準問題である。係数和が1であること, が平面ABCに垂直であることを内積で確認する点が採点上の柱になる。 岡山大学2022年度資料17頁と独立本文を照合し、結論・設問番号・計算過程を再確認した。