方針
からまず を導く。残りの条件を の方程式に直し, と をそれぞれ代入する。内積は円の方程式で を消去して の一次式にする。
解答
(1)
よりであるから, である。さらに のとき よりとなる。したがって である。このとき であるから,最小となるのは のときである。よってである。
(2)
のとき, と よりである。整理してを得る。したがって のとりうる値の範囲はである。
(3)
であるからである。(2)より なのでである。これは の一次式であるから,(2)の範囲の両端で最小値と最大値をとる。よってである。
別解
解法2(アポロニウス円を媒介変数表示する方法)
方針
の対称性から運動は平面 に限られる。 では条件が 平面上の円になるので、円を で媒介表示し、 の範囲と内積の最大・最小を同時に読む。
解答
(1)
の両辺を引くとだから である。 では よりしたがって である。このときなので、最小となるのは のときである。よって(2)
では整理するとこれは 平面で中心 、半径 の円である。したがって媒介変数 を用いてと表せる。ゆえに(3)
だから(1)から であるため より
総評
目安時間は13〜16分。標準解法は円の方程式から の区間を取り、内積を に直した。別解は同じ円を媒介変数表示し、端点と内積の最大・最小を の範囲から同時に得た。 から最初に を確定することが全設問の鍵である。