方針
全事象を の2枚,続いて の3枚を選ぶ方法で数える。(1)は同じ数字2枚の直接計算,(2)はAとBに共通する数字がない余事象を,Aが同じ数字を持つ場合と異なる数字を持つ場合に分ける。
解答
(1)
の手札の取り方は 通りである。同じ数字を2枚持つ取り方は,数字の選び方が 通り,各数字について札の選び方が 通りである。したがって確率はである。
(2)
全事象の数はである。余事象として, と が共通する数字を持たない場合を数える。
が同じ数字を2枚持つ場合, の取り方は 通りである。 は残り2種類の数字の札 枚から 枚を取ればよいから,この場合は通りである。
が異なる数字を1枚ずつ持つ場合, の取り方は 通りである。 は残り1種類の数字の札3枚をすべて取る必要があるので,この場合は 通りである。
よって余事象の確率はである。したがって求める確率はである。
別解
解法2(Aの手札を条件にした全確率の公式)
方針
の2枚が同じか異なるかで場合分けし、その条件のもとで が共通数字を避ける確率を求める。最後に全確率の公式で余事象を合成する。
解答
(1) (2)
と に共通する数字がない確率を求める。
が同じ数字を2枚持つ場合、残り7枚のうち別の2種類は計6枚である。したがって が異なる2種類を1枚ずつ持つ場合、共通を避けるには残る1種類の札3枚をすべて が取るしかない。よって全確率の公式からゆえに求める確率は
総評
目安時間は10〜13分。標準解法は全事象 に対する個数を数え、別解は の手札型を条件として確率を合成した。 が異なる場合、 が選べるのは「残る1種類の3枚全部」だけであり、分母は常に残り7枚から3枚を取る で統一する。