(1) n日目にA定食が提供される確率をpnとする。するとpn+1=21pn+(1−pn)=1−21pnである。初期条件はp1=1だからp2=21,p3=1−21⋅21=43より,求める確率は
43
である。
(2) 漸化式
pn+1=1−21pn
の不動点はp=32である。そこで
qn=pn−32
とおくとqn+1=pn+1−32=1−21pn−32=−21(pn−32)=−21qnとなる。したがってqn=(−21)n−1q1であり,q1=31だからpn=32+31(−21)n−1である。
(3) 3日目にA定食が提供されていたとき,そこから3回遷移して6日目にA定食となる確率を求めればよい。よってP(3日目Aかつ6日目A)=P(3日目A)P(6日目A∣3日目A)である。ここでP(3日目A)=43,P(6日目A∣3日目A)=85だからP(3日目Aかつ6日目A)=43⋅85=3215である。またP(6日目A)=32+31(−21)5=3221より,求める条件付き確率は21/3215/32=75である。
(4) 1日目からn日目までの並びのうち,n日目がAであるものの個数をan,Bであるものの個数をbnとする。するとan+1=an+bn,bn+1=anである。よって
an+1=an+an−1
を得る。
初期値は
a1=1,a2=1
であるからa3=2,a4=3,a5=5となり,
a5=5
である。
また,1日目から10日目までの可能な組合せの総数は,同じ漸化式で順に
1,2,3,5,8,13,21,34,55,89
となるので
89
である。