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上智大学 2018年度 一般選抜理工学部数学 第1問

座標平面上に原点Oと点A(1,0)がある。点Pは,PAO=2POAを満たしながらy座標が正の範囲を動く。
(1) 点Pの軌跡を求めよ。
(2) 実数kを動かし,Pから直線x=kに垂線PHを下す。PHAPが常に一定の値であるとき,その値を求めよ。
(3) PAO=θとするとき,APcosθを用いて表せ。

難易度6/ 10計算量5/ 10目安18

図形と方程式三角関数関数 三角比の利用座標設定、式変形、図形的解釈

方針

角条件をtanで座標に直して軌跡を求める。次に,直線x=kへの距離と軌跡上の式を用いて比が一定となるkを定める。最後に,三角形OAPで正弦定理を用いてAPcosθで表す。

解答

(1)P(x,y)とする。θ=POAとおくと,y>0より0<θ<π/2であり,tanθ=yxである。また,PAO=2θよりtan2θ=y1xだからy1x=2(y/x)1(y/x)2=2xyx2y2となる。よって
x2y2=2x(1x)
すなわち
3x22xy2=0
である。したがってy2=3x22x,y>0,x23が軌跡である。

(2) 直線x=kへの距離はPH=xkである。軌跡上では
y2=3x22x=x(3x2)
であり,またAP2=(x1)2+y2=(x1)2+3x22x=(2x1)2だから,軌跡上ではAP=2x1(x23)である。よってPHAP=xk2x1が全ての点Pで一定となるためには,k=12である必要がある。このときPHAP=x122x1=12となる。

(3) PAO=θとすると,POA=θ/2,よってOPA=π3θ2である。正弦定理よりAPsin(θ/2)=OAsin(3θ/2)なので,OA=1を用いてAP=sin(θ/2)sin(3θ/2)である。ここでsin3u=sinu(1+2cos2u)u=θ/2に適用するとsin(3θ/2)=sin(θ/2)(1+2cosθ)だからAP=11+2cosθである。

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出典: 上智大学 2018年度 理工系数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。