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上智大学 2026年度 学部学科試験・共通テスト併用方式理工学部数学 第3問

1辺の長さが1である立方体OADBCFGEを考える。OA=aOB=bOC=cとおく。辺BDの中点をP,辺FGの中点をQとし,3点OPQを通る平面αで立方体を切断する。

(1) 断面の形を答えよ。

(2) 平面αと直線CFとの交点をRとするとき,CRaを用いて表せ。

(3) 平面αと直線DGとの交点をSとするとき,DScを用いて表せ。

(4) 平面αと直線EGとの交点をTとするとき,ETaを用いて表せ。

(5) 断面の面積を求めよ。

(6) 切断されてできる2つの立体のうち,頂点Aを含むものの体積をV1,頂点Aを含まないものの体積をV2とするとき,V1/V2を求めよ。

難易度7/ 10計算量6/ 10目安23

ベクトル図形と方程式 ベクトル成分計算座標設定図形的解釈面積計算体積計算

方針

立方体を座標化し,O=(0,0,0)A=(1,0,0)B=(0,1,0)C=(0,0,1)とおく。するとD=(1,1,0)F=(1,0,1)G=(1,1,1)E=(0,1,1)であり,P,Qの座標も定まる。平面方程式を出して各辺との交点比を求め,断面多角形の頂点列を確定する。面積は平面内の座標に直して求め,体積比は平面の上下に分けて体積を積分する。

解答

(1)
座標をO=(0,0,0), A=(1,0,0), B=(0,1,0), C=(0,0,1)とおくと,D=(1,1,0), F=(1,0,1), G=(1,1,1), E=(0,1,1)である。中点P,QP=(12,1,0),Q=(1,12,1)である。

平面αO,P,Qを通るから,方程式を
ax+by+cz=0
とおくと,P,Qを代入してa2+b=0,a+b2+c=0を得る。これよりa=4,b=2,c=3の比が得られるので,平面αの方程式は
4x2y3z=0
である。

この平面は立方体と5点で交わるので,断面は五角形である。断面の頂点は順に
O, P, S, Q, R
である。

(2)
直線CF上の点は
(t,0,1)
と表せる。これを平面方程式に代入すると
4t3=0
より
t=34
である。したがってCR=34aである。

(3)
直線DG上の点は
(1,1,s)
と表せる。平面方程式に代入すると
423s=0
より
s=23
である。したがってDS=23cである。

(4)
直線EG上の点は
(t,1,1)
と表せる。平面方程式に代入して
4t23=0
より
t=54
である。したがってET=54aである。

(5)
平面4x2y3z=0x=2y+3z4とみる。yz平面への射影を考えると,断面の射影図形は(0,0), (12,0), (1,23), (12,1), (0,1)を頂点とする五角形であり,その面積は
1112
である。
また1+(xy)2+(xz)2=1+14+916=294だから,断面積は1112294=112948である。

(6)
頂点A=(1,0,0)
4x2y3z0
を満たす側にある。したがってAを含む立体の体積はV1=0101(12y+3z4)dydzである。計算するとV1=0101(1y23z4)dydz=38となる。よって
V2=138=58
であるからV1V2=35である。

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出典: 上智大学 2026年度 理工系数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。