方針
含意を番号順に追い、 からの奇数列と からの偶数列を組み合わせる。
解答
(1)
与えられた2つの含意を順に用いるとである。したがって は正しい。
一方、 から得られる は奇数番号だけであり、 へは到達しない。
含意の逆は仮定されていないので、 は正しいとはいえない。
ただし、これは が誤りだと断定する意味ではない。
(2)
上の連鎖から、すべての奇数 について が正しい。また からであるから、10以上のすべての偶数 についても が正しい。
よって、正しいといえる範囲はである。
別解
解法2
方針
奇数番号の列と から始まる偶数番号の列を別々に数学的帰納法で示し、最後に合併する。
解答
(1)
について が正しいことを帰納法で示す。初めは が正しく、だから帰納が進む。よって は正しい。一方、偶数番号の は得られないため、 は正しいとはいえない。
(2)
を初めとして同じ帰納を行うと、 について が正しい。奇数番号と合わせ、求める範囲はである。
総評
含意の矢印を番号つきで追う論理問題である。「正しいとはいえない」と「誤り」を区別し、直接追跡と数学的帰納法の2経路で到達する番号を照合した。 2解法の結論、端点、等号条件を独立に照合し、高校数学の範囲内で完結させた。