方針
まず使う 個の元を選び、それらを順序のない 組へ分ける。
との等式を階乗積へ直し、 と を分けて調べる。
解答
まず のときは、互いに交わらない2要素集合を 個作るための元が足りないので である。以下 とする。
互いに交わらない2要素部分集合を 個選ぶには、まず から使う 個の元を選ぶ。選んだ 個を2個ずつの組に分ける方法は 通りである。したがってである。
また である。 で とすると、 でなければならず、両辺を整理して を得る。 のときは である。しかし なので左辺は , , , と増加し、4にはならない。したがって解はない。 のときは である。 であり、 のとき左辺は となる。 では左辺はこれより大きいので、解は だけである。
最後に を考える。 だからである。ここでとおくと、 であり、である。したがって がすべての で成り立ち、等式は不可能である。
以上より、求める組は だけである。
別解
解法2(組を順に選ぶ)
方針
1組目、2組目と順に2要素集合を選び、最後に組を選んだ順序 を除く。
得られる積の式から を調べる。
解答
個の組に仮の順序を付けて選ぶと通りである。同じ 組が 回ずつ現れるからただし では である。
はと同値である。 では に整数解はない。
ではとなり、 だけが解である。
では左辺は のときでも 以上である。は で 、さらに とともに増加するので等式は不可能である。
よってだけである。
総評
難度は10段階中6、計算量は10段階中5程度。想定時間は18分から25分程度。互いに交わらない2要素集合を、 個の元の選択と組分けに分けて数えることが出発点である。採点では、 で割る理由、 の必要条件、 の直接確認、 を評価で除くことが重要である。最後の評価を省くと、 以外がないことの説明が不足する。
\newpage