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横浜国立大学 2022年度
文理共通数学 第3問

問題

1辺の長さが1である正四面体を考える。点は、それぞれ辺を以下のように内分する。

さらに、点の重心の重心の3点は同一直線上にある。

次の問いに答えよ。

(1) の式で表せ。またのとり得る値の範囲を求めよ。

(2) 、内積の式で表せ。

(3) の面積の式で表せ。またが最小となるの値を求めよ。

出典:横浜国立大学 2022年度 前期 文理共通 第3問

方針

解法1(基底ベクトルと内積を使う方法)

とおく。重心 の位置ベクトルが と平行であることから係数を比較する。正四面体では3本の基底ベクトルの長さが1、相互の内積が なので、各辺と内積を計算し、Gramの式から面積を求める。

解法2(三辺を求め、Heron型の恒等式を使う方法)

重心条件は基底 の係数比較で処理する。(2)の指定量に加え、三角形 の第3辺 も計算する。面積は2辺の内積ではなく、3辺の長さだけを使う に代入して求める。

解答

解法1(基底ベクトルと内積を使う方法)

(1)

とおく。各点の位置ベクトルは

また

が同一直線上にあり、 は一次独立だから

よって

各点は辺を内分するので である。したがって

(2)

正四面体の1辺が1なので

を代入して計算すると

より

さらに

(3)

同じ内積表を使うと

したがって

よって

根号内を とおくと

で減少し、 で増加する。したがって

解法2(三辺を求め、Heron型の恒等式を使う方法)

(1)

と平行である。 は一次独立だから3係数は等しく、

よって

横浜国立大学 2022年度 第3問の図1

(2)

を展開に用いる。すると

(3)

さらに

だから

とおくと、三辺と面積の恒等式

より

したがって

根号内の微分は

であるから、 での唯一の極小点は

である。