方針
であることを使う。(1)(2) は二つの独立な大小条件に分ける。(3) は差 の値ごとに個数を足す。(4) は原点一致の条件下で面積 を数える。
解答
(1)
である。 となるのはのときである。 は全部で 通り,この条件を満たすものは 通りだから,求める確率はである。
(2)
条件はすなわち , である。一組 について となる個数は 通りであるから,求める確率はである。
(3)
直線 上にある条件はである。差が である組 の個数は, に対して 通りである。したがって条件を満たす総数はである。よって確率はである。
(4)
とする。 のとき , であり,四角形 は辺の長さが の長方形である。よって面積は である。
を満たす はの 通りである。したがって求める確率はである。
別解
解法2
方針
独立な差 、 の確率分布を先に作る。差0、非負、2つの差が等しい、という各条件を同じ三角形分布から読み取る。
解答
、 とおく。 は独立で、 に対して(1)
は と同値である。独立性と(1)より(2)
差の分布は0について対称だから同様に であり、独立性から(3)
が 上にある条件は である。(1)より平方和を計算して(4)
原点一致のとき 、 で、四角形は縦 、横 の長方形になる。 なら両方とも2の冪でなければならずの 通りである。全 通りから
総評
難度5,計算量5。想定時間は15分程度。終点 は独立な2つの差 で決まり、その分布は 型である。(2)は0を含む大小確率なので単純な ではない。(3)は同じ差をとる確率の平方和、(4)は積が2の冪なら各因子も2の冪という整数条件が核心になる。