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広島大学 2025年度
理系数学 第5問

問題

を虚数単位とする。複素数)を

により定める。次の問いに答えよ。

(1) を極形式で表せ。

(2) を極形式で

と表したとき、を用いて表せ。

(3) を用いて表せ。

(4) 複素数が表す複素数平面上の点をとする。が一直線上にあることを示せ。

出典:広島大学 2025年度 前期 理系 第5問

方針

と平行移動すると になる。絶対値は底2の対数,偏角は を法とする倍加で別々に解き,閉形式を作る。一直線条件は奇数番目の偏角が一定であることから示す。

解答

は中心 から見た偏角を毎回2倍し,中心からの距離を急速に増やす。奇数 の点は図の同じ半直線上に並ぶ。

広島大学 2025年度 第5問の図1

(1)

とおくと

である。したがって

であり、さらに

である。

(2)

と表すと、

である。とおけば

であるから、

である。すなわち

である。

(3)

偏角は から始まり、 により倍される。したがって

である。

(4)

はいずれも奇数でである。このときであるから、

である。よって はいずれも点 から偏角 の方向にある半直線上の点である。また は狭義単調増加なので3点は互いに異なる。したがっては一直線上にある。