方針
合同な三角形を区別しないので、3辺を小さい順に とおく。 は正三角形、 は真に等差な場合である。三角形条件は最大辺について 、つまり であり、70未満の条件は最大辺から となる。固定した ごとに の個数を数え、最後に和を取る。
解答
合同な三角形は区別しないので、3辺を小さい順に とおく。ただし は整数で、 である。
三角形であるためには、最大辺 が他の2辺の和より小さければよい。したがって であり、整理して を得る。また、3辺がすべて70より小さいことは、最大辺について と同値である。
まず の場合、3辺は であり、 だから 個である。
次に とする。条件 と から である。固定した に対する の個数は である。これが正となるのは のときである。
したがって求める個数はよって である。
等差数列をなす3辺を小さい順に固定する
別解
解法2
方針
最大辺を 、公差を として3辺を と表す。三角形条件は 、辺長条件は となる。各 について可能な を数え、3個ずつのまとまりで床関数の和を求める。
解答
最大辺を 、等差数列の公差を とおくと、3辺は小さい順にと表される。最大辺が70より小さいから である。
三角形条件はすなわち である。したがって固定した に対してであり、可能な は個である。
よって総数は は3個ずつに分かれ、各組で床関数の値は同じである。したがって以上より求める個数はである。
総評
難易度は4、計算量は3程度である。想定時間は12分から18分程度。等差数列の3辺を順序つきで数えると重複するため、小さい順に固定して数えるのが重要である。三角形条件は最大辺だけを調べればよく、 にまとまる。辺が70より小さい条件を としてしまうと最大辺の制限を落とすので注意したい。また の正三角形を別に数えることも忘れやすい。 2つの解法と解説図を相互に照合し、境界値・定義域・必要十分性・符号も確認した。