方針
手元にはこれまで現れた玉のうち大きい2個が残る。 は より大きい玉を一度も引かない事象、 の余事象は大きい玉を2個手元へ取り込む事象である。大きい玉を0個・1個だけ取り込む確率を数える。
解答
手元の2個は、操作で現れた玉のうち番号が大きい2個である。
(1) であるための必要十分条件は、番号が より大きい玉を一度も取り出さないことである。そのような玉は箱に 個あり、事象が続く限り個数は変わらない。従って各回に許される玉は 個で、(2) , とおく。 は、番号が より大きい玉を手元へ取り込む回数が0回または1回である事象である。
0回の確率は である。最初の大きい玉を第 回に引き、その後は残る 個を引かない確率を足すと、ちょうど1個を取り込む確率は従って
総評
箱の内容が変化する確率過程を閾値だけで追う難問で目安は22分。大きい玉を1個取ると箱内の大きい玉が1個減り、以後の回避確率が変わる点が核心である。 条件を使う箇所、途中計算、端点や等号の判定まで答案に明記すれば、論理を失わず完答できる。