方針
の整数部分を とし、 とおく。小数第1位が0、第2位が0でない条件を半開区間で正確に表し、整数 の範囲へ変換する。各 で可能な の個数を小さい順に累積する。
解答
(1)
を の整数部分としとおく。平方数ではないので は正の整数である。小数の条件はと同値である。
両辺を2乗して を代入すると最小の正整数 が可能になるためにはが必要十分である。右の不等式から であり、 は左の不等式も満たす。したがってが最小である。
(2)
各 で可能な正整数 を数える。 までに9個あり、 では が先に現れる。よって10番目はである。
別解
解法2
方針
小数を避けるため、条件を として整数係数の不等式に直す。平方して の上下限を得た後、最初の数と10番目の数を数える。
解答
(1) を満たす整数 をとる。条件はである。すべて正なので平方でき、 とおくと が初めて可能になる を調べる。右側の条件はだから である。 では左側も成立するので(2)
同じ整数不等式に を順に代入する。 では だけが可能で、まず5個得られる。 では が可能なので、ここまでの個数は でも が可能であり、小さい方は である。したがって10番目はとなる。
総評
難度4、目安時間15分。小数第1位が0、第2位が0以外という条件は、右端を含まない半開区間 である。端点の不等号を誤ると数え上げがずれるため、図で確認してから平方したい。(2)は が増える順に区間 も完全に分離しているので、 ごとの累積個数で正しく並べられる。