方針
(1) は と置いて積分区間を から に直し、 と の2場合に分けて数える。後者は というさいころの目の整数条件なので、実際の組を列挙して重複を避ける。(2) は 、 とおいて に因数分解し、 の場合と の場合の重なりを1つだけ引く。
解答
(1) とおくと、 であり、 である。右辺はとなる。したがって条件は または である。 の場合、 は6通り、 も6通りなので 通りである。次に とする。このとき であり、 を満たす組は の6通りである。よって条件を満たす組は合計 通りだから、求める確率は である。
(2)
条件に と が現れるので、 に注意する。そこで とおくと、底の変換より である。与えられた条件は すなわち と因数分解できる。 のときは だから である。この場合、 はそれぞれ の5通りなので 通りである。 のときは だから である。 がさいころの目で を満たすものは だけであり、このとき は の6通りである。ただし は の場合にも含まれるので、重複を1つ引く。
したがって条件を満たす組は 通りである。求める確率は である。
別解
解法2
方針
(1) は被積分関数を展開して原始関数へ代入し,積分値を と因数分解する。 の場合は合同式から を得て列挙する。(2)は自然対数 に直し,条件を と因数分解する。
解答
(1)
被積分関数を展開して積分するとしたがってまたはである。
は を自由に選べるので36通り。次に とする。 からである。, を満たす同じ剰余類の順序対はの6通りであり,各場合に は1から6の整数になる。
よって該当する出方は42通りで,確率は(2)とおく。 なので である。底の変換を使い,条件の両辺に を掛けると整理してとなる。
のとき であり, は2から6までの5通りずつだから25通り。 のとき であり,さいころの目ではだけで, は6通りである。両方に含まれる を1回引くと通り。したがって確率は
総評
難度5、目安時間20分。定積分と対数条件を,さいころの目の整数条件へ変換する問題である。(1)はまで因数分解し, の36通りと の6通りを分ける。(2)は対数の底を統一すると となり, または 。重複する を1つ引き,確率 を別の列挙法でも確認した。