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大阪大学 2026年度
文系数学 第1問

問題

正の実数の列が次の条件によって定められている.

(1) と定めるとき,数列の一般項を求めよ.

(2) 数列の一般項を求めよ.

出典:大阪大学 2026年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第1問

方針

解法1

正の数列なので,まず対数を取って積と商を和と差に直す。 とおけば,求めたい の階差である。漸化式を の形に直すと, 自身の階差が になる。最後に と戻し, の計算と への復元を丁寧に行う。

解法2(素因数の指数を直接追う方法)

漸化式に現れる素数は だけなので, と表し,それぞれの指数の階差を求める。対数漸化式を一度に扱う解法1に対し,こちらは の寄与を分離するため,一般項の構造を直接確認できる。

解答

解法1

(1)

すべての は正であるから,対数を取ることができる。そこで とおく。条件 の両辺の底を とする対数を取ると である。ここで だから,両辺から を引いて を得る。また である。したがって に対して である。よって である。

(2)

であり, だから,階差を足し合わせると である。したがって となる。ここで であり,また

である。よって である。したがって

となる。ゆえに である。 を代入するとそれぞれ となり,初期条件とも一致する。

解法2(素因数の指数を直接追う方法)

(1)

すべての は正であり,初期値と漸化式から 以外の素因数は現れない。そこで

と書く。初期値は

である。漸化式の両辺で の指数を比較すると

を得る。

まず は一定で,初項は だから

である。次に とおくと

である。したがって

よって

(2)

以上から

また

したがって