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上智大学 2016年度 TEAPスコア利用方式TEAP2数学(PM) 第2問

整数座標をもつ点を格子点,両座標が有理数である点を
有理点とよぶ。

(1) 次の条件を満たす直線を選択肢からすべて選べ。

(i) 格子点を1点だけ通る。

(ii) 格子点を通らないが,有理点を2点以上通る。

(iii) 格子点を通らないが,有理点を1点だけ通る。

(iv) 有理点を通らない。A:2x+3y=0,B:2x−3y=1,C:4x+6y=3,D:x+3y=3,E:2x+3y=2,F:2x−3y=1,G:2x+3y=2,H:22x−3y=2.(2) (iv) で選んだ直線が有理点を1つも通らないことを証明せよ。
ただし 2,3 が無理数であることは用いてよい。

難易度6/ 10計算量5/ 10目安28分

整数、図形と方程式、論証・証明 場合分け、背理法、同値変形

方針

整数係数の直線は合同条件で格子点の有無を調べる。無理係数を含む場合は一方の座標を0として有理点を探し,仮に別の有理点があると置いて無理数性との矛盾を導く。

解答

(1) 各条件に該当する選択肢は(i) D,G,(ii) C,(iii) E,H,(iv) F.A, B はそれぞれ無数の格子点を通る。

(2) F が有理点 (p,q) を通ると仮定する。
p=0 なら q=−1/3,q=0 なら
p=1/2 となり,いずれも有理点ではない。
したがって pq≠0 としてよい。2p−3q=1の両辺を平方して整理すると2=2p2−3q2+12p.右辺は有理数であり,2 が無理数であることに矛盾する。
よって F は有理点を通らない。

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出典: 上智大学 2016年度 TEAP2数学(PM)(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。