方針
円周上の移動は番号の合同式で表す。操作AとBを2回まとめると「3つ進む」ことになるので,訪れる点の規則を整理する。各 について,実際に訪問順を数えて,どの点が初めて着石されるか,どの点が最後に再着石されるかを確認する。一般形では で場合分けして,訪問点の周期と終了条件を決める。
解答
(1)
で訪れる点を順に書くと
である。11回目で全点に石が置かれ,最後の点は10である。終了時の黒石は
点 にあるので5個である。
(2)
で同様に追跡すると16回目で全点に石が置かれ,最後の点は2である。
終了時の黒石は点 にあるので3個である。
(3)
で訪れる点は
に限られる。したがって一度も石が置かれない点は
である。
(4)
操作Aとその直後の操作Bを1組にすると,位置は合計3つ進む。
したがって偶数回目の着地点は3ずつ進み,奇数回目の着地点も同じく3ずつ進む。
,すなわち のときは訪問点が剰余類に分かれて
全点を覆えない。逆に なら3は と互いに素なので全点を巡回する。
よって操作が終了しないための必要十分条件は
である。
のときは,実際の訪問列を2回ずつまとめると,最後に点 を
訪れるまでに
回石を置く。終了時の黒石は
個である。