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上智大学 2020年度 TEAPスコア利用方式TEAP1数学(AM) 第1問

(1) 自然数 nx の式 A(x) に対する条件(pn)すべての x1 に対して A(x)nを考える。候補(a) A(x)=2x,(b) A(x)=2+5xx2,(c) A(x)=sinx,(d) A(x)=31x,(e) A(x)=log10xから,(i) p3 を満たすもの,(ii) すべての自然数 npn を満たすもの,(iii) ある自然数 npn を満たすものを選べ。また (iv) pn の否定を,次から選べ。

(a) すべての x<1A(x)n
(b) すべての x1A(x)>n
(c) すべての x<1A(x)>n
(d) ある x<1A(x)n
(e) ある x1A(x)>n
(f) ある x<1A(x)>n

(2) 11個の自然数 x1,,x11 からなるデータについて,次の命題が必ず成り立つか,成り立つ場合と成り立たない場合があるか,決して成り立たないかを答えよ。

(i) 平均値は自然数,(ii) 中央値は自然数,(iii) 最初の10個の分散より11個の分散の方が大きい,(iv) 標準偏差を s12x1+1,,2x11+1 の標準偏差を s2 とすると s2=2s1+1,(v) 同様に分散を v1,v2 とすると v2=4v1

(3) 4つの散布図A〜Dの相関係数を,0.9,0,1.0,0.5 からそれぞれ選べ。ただしAは強い負の相関,Bは無相関,Cは一直線上の正の相関,Dは弱い正の相関を示す。

難易度6/ 10計算量4/ 10目安28

関数論証・証明、データの分析 必要十分条件、場合分け、反例構成、図形的解釈

方針

(1)x1 での各関数の上限を調べ,量化記号の否定を作る。(2) は反例と奇数個データの中央値の性質,平行移動・定数倍による分散の変化を使う。(3) は散布図の向きと直線への密着度を読む。

解答

(1) (i) x1sinx1231/x<3 だから (c),(d)。 (ii) すべての自然数 n で上界 n 以下なのは (c) のみ。 (iii) ある自然数を上界にもつのは,最大値 17/4 をもつ (b) も含めて (b),(c),(d)。 (iv) 否定は「ある x1A(x)>n」なので (e)

(2) (i) 平均は自然数になる場合とならない場合があるので「場合による」。(ii) 11個の自然数の中央値は6番目の値だから必ず自然数。(iii) 11番目の値により増減するので「場合による」。(iv) 標準偏差は定数倍の絶対値倍で,平行移動では変わらないから s2=2s1。よって決して成り立たない。(v) 分散は定数倍の2乗倍なので v2=4v1 は必ず成り立つ。

(3) Aは 0.9,Bは 0,Cは 1.0,Dは 0.5 である。

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出典: 上智大学 2020年度 TEAP1数学(AM)(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。