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上智大学 2024年度 TEAPスコア利用方式TEAP1数学(AM) 第2問

表と裏が出る確率がそれぞれ 1/2 である硬貨がある。座標平面上の点 A(0,0)B(1,0) について,硬貨を1回投げるごとに次の規則で点を動かす。この操作を n 回繰り返した直後の点 A,B を考える。

・表が出たとき,A は動かさず,BA を中心に反時計回りに 90 回転した位置へ動かす。

・裏が出たとき,B は動かさず,AB を中心に反時計回りに 90 回転した位置へ動かす。

(1) n=10 のとき,AB を求めよ。

(2) n=3 のとき,A が位置し得る座標の総数を求めよ。

(3) n=4 のとき,A が原点にある確率と,Ax 軸上にある確率を求めよ。

(4) n=8 のとき,A が原点にある確率と,Ax 軸上にある確率を求めよ。

難易度6/ 10計算量5/ 10目安22

ベクトル確率場合の数 回転・拡大状態分類数え上げ

方針

表裏のどちらでも AB は毎回 90 回転する。点 A が動くのは裏のときだけなので,4回を1組として裏が出た位置に対応する変位ベクトルを数える。8回では2組の分布を畳み合わせる。

解答

(1) 表裏のどちらでも AB は反時計回りに 90 回転する。したがって,10回後には (1,0)900 回転しているから,AB=(1,0) である。

(2) 3回の各段階で裏が出たときの A の変位は,順に (1,1),(1,1),(1,1) である。これらを選ぶ部分集合を調べると,得られる座標は6個である。

(3) 4回の変位候補は (1,1),(1,1),(1,1),(1,1) である。選んだ変位の和が (0,0) となる選び方は4通りなので,原点にある確率は 4/16=1/4 である。y 成分の和が0となる選び方は6通りなので,x 軸上にある確率は 6/16=3/8 である。

(4) 4回分の y 成分の変化量 2,1,0,1,2 の生じる場合の数は順に 1,4,6,4,1 である。2組の和が0となる場合は 12+42+62+42+12=70 通りだから,x 軸上にある確率は 70/256=35/128 である。

また,4回後の位置ごとの場合の数を反対位置同士で組み合わせると,8回後に原点へ戻る場合は36通りである。したがって,原点にある確率は 36/256=9/64 である。

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出典: 上智大学 2024年度 TEAP1数学(AM)(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。