方針
与えられた3つのベクトルを成分表示し、条件を格子点の数え上げに直す。(1)では なので、中心 、半径3の円内にある非負格子点を数える。(2)では を固定すると の条件が 、 になる。 だけを表で数え、 では不可能であることを確認する。
解答
(1) である。したがって条件は である。 ごとに数える。 の値は だけを考えればよい。したがって個数は である。よって である。
(2) である。したがって条件は である。 を固定して数える。 のときは、中心 に近い点を取ろうとしても となり、円内に入ることができない。したがって を調べればよい。各行は、該当する小さな三角形領域内の格子点を直接数えたものである。したがって合計は である。よって である。
別解
解法2
方針
各 に対する許される の個数を表にする。(2)は ごとに同じ横切りを行う。
解答
(1)
条件は ごとの の範囲と個数はだから合計は 通りである。
(2)
を固定すると各 で、 ごとの個数を横に並べるとである。 では条件を満たさない。よって通りである。
総評
ベクトルの問題に見えるが、実質は円内の格子点を数える問題である。目安時間は14分程度。(1)は表にして数えると漏れが少ない。(2)は ごとに中心が へ移り、同時に の三角形が小さくなる。図を描くか、各 の小表を作ると安定する。最終答案では、単に数だけを書くより、どの条件の格子点を数えたかを明示したい。