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東北大学 2017年度
後期・文系数学 後期 第3問

問題

を満たす整数を考える。赤玉個と青玉個が入った袋から3個を無作為に取り出すとき,赤玉2個,青玉1個となる確率をとする。

(1) を求めよ。

(2) は6以上の3の倍数とする。を固定し,の範囲でを動かすとき,の最大値と,そのときのを求めよ。

出典:東北大学 2017年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第3問

方針

解法1

(1)は全体通りのうち,赤を2個,青を1個選ぶ場合を組合せで数える。(2)はを固定すると分母が一定なので,,すなわちを最大化すればよい。連続変数の微分ではなく,の符号で整数の増減を調べ,のとき最大がであることを示す。最後の最大値は組合せ式へ代入して整理する。

解法2

確率の分子をとし,隣接する2項の比を1と比較する。差分展開を避け,増加から減少へ切り替わる整数を比の不等式で特定する。

解答

解法1

(1)

全体から3個を取り出す方法は 通りである。赤玉2個,青玉1個となる取り出し方は,赤玉個から2個,青玉個から1個を選ぶので 通りである。したがって である。

(2)

を固定すると,分母は一定である。よって を最大にすればよい。

差を計算すると である。ここでとおくと である。したがってでは増加し,では減少する。条件の範囲で最大となるのは のときである。

このとき最大値は である。これを整理すると

である。

解法2

(1)

全事象は通り,有利な取り出し方は通りなので

(2)

とする。分母は一定なので

を最大化すればよい。

この比が1以上である条件は

である。したがってまで増加し,その後減少する。最大となるのは

である。最大値は