問題
1辺の長さが1である正四面体がある。辺上に点,辺上に点,辺上に点があり,
をみたしている。さらに辺と辺の中点をそれぞれとする。平面と直線の交点をとする。ベクトルをとおく。次の問いに答えよ。
(1) を求めよ。
(2) をを用いて表せ。
(3) を求めよ。
出典:横浜国立大学 2019年度 前期 文理共通 第2問
方針
解法1
正四面体なので かつ相互の内積は である。(1) は を成分表示して長さを求める。(2) は直線 上の点を媒介変数で表し,平面 の切片型の条件に代入する。(3) は が をどの比で進んだ点かを使う。
解法2
直線 上の位置を内分パラメータ で表し、同じ点を平面 上のアフィン結合でも表す。 の係数比較だけで を決定する。
解答
解法1
(1)
正四面体の1辺の長さが1であるから
である。 は辺 の中点, は辺 の中点なので
である。したがって
であり,
となる。よって
である。
(2)
直線 上の点を
と表す。平面 上の点 は
をみたす。ここに , , を代入すると
であるから, である。したがって
である。
(3)
(2)より である。したがって
である。
解法2
点の配置を先に図で整理する。
(1)
の位置ベクトルから
である。正四面体では異なる2辺方向の内積がすべて なので
したがって である。
(2)
を から へ 進んだ点とすると
一方、 は平面 上にあるから、実数 を用いて
(1),(2)の係数を比べると
後2式を初めの式へ代入して
より である。よって
(3)
だから