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横浜国立大学 2022年度
文系数学 第1問

問題

を0でない実数とする。数列が以下をみたしている。

次の問いに答えよ。

(1) の式で表せ。

(2) の式で表せ。

(3) のとき、の式で表せ。

出典:横浜国立大学 2022年度 前期 文系 第1問

方針

解法1(ずらした数列を有限和にする方法)

漸化式中の に合わせて とおく。 は公比 の項を順に足す形になるので、有限等比和から一般項を得る。最後に を代入し、等比数列の和と自然数の和を別々に計算する。

解法2(定常値を引いて等比数列にする方法)

とした後、 では漸化式 の定常値を求める。その定常値を引けば、差は公比 の等比数列になる。 は別に処理し、求めた式を の和へつなぐ。

解答

解法1(ずらした数列を有限和にする方法)

(1)

漸化式へ順に代入する。

(2)

とおくと であり、 では

これを繰り返すと

よって

特に のときは である。 のときは

とも表せる。

(3)

のとき

したがって

ゆえに

解法2(定常値を引いて等比数列にする方法)

(1)

直接計算により

(2)

とおけば

とする。この漸化式の定常値

を満たすから

したがって

であり、

よって

これは解法1の式と同じである。 では だから 、すなわち

(3)

を代入すると

したがって