方針
操作IからIVで取り出したカードの色を順にとする。操作III後の白枚数は,操作IIと操作IIIで取り出した色だけで決まる。操作IV後の枚数まで必要な小問では,白黒の列を必要最小限に分け,それぞれの確率を掛け合わせる。
解答
(1)
操作IからIVで取り出したカードの色を順にとする。操作III後には,操作IIと操作IIIで白を取り出した回数だけ箱の中の白いカードが減っている。したがって,操作III後の白いカードの枚数が3であるのは,のうち一方だけが白である場合である。より,求める確率はである。
(2)
白を,黒をで表す。条件を満たす取り出し順は,確率が0でないもののうちである。それぞれの確率はであるから,求める確率はである。
(3)
操作IV後の白いカードの枚数が4である取り出し順はであり,その確率の和はである。このうち操作III後の白いカードの枚数が3であるのはで,確率の和はである。よって条件付き確率はである。
総評
【公式解答・出題意図との照合】公式解答例の3値 と全て一致する。
難度5,計算量5。想定時間は15分程度。操作IIIとIVで戻すカードが異なる点を状態として正しく追うことが得点の中心である。全列挙に寄せすぎると計算が重くなるため,必要な色列だけを取り出して確率を足す整理が有効である。
【独立検算】4操作の全ての色列を分数で全列挙し、3つの確率を再計算した。