問題
次の問いに答えよ。
(1) の2次関数
のグラフを図示せよ。
(2) 次の条件 (A) を満たす座標平面上の点 の存在範囲を図示せよ。
と因数分解できる実数 で
を満たすものが存在する。
(3) 次の条件 (B) を満たす座標平面上の点 の存在範囲を図示せよ。
と因数分解できる実数 で
を満たすものが存在する。
(4) 点 が4点
を頂点とする長方形の周および内部を動くとき、点
の動く範囲の面積を求めよ。
方針
解法1
と見て,固定した和 に対する積 の範囲を調べる。長方形全体の像は で同じ方法により上下境界を出し,積分で面積を求める。
解法2
条件 (A) と (B) を、長方形の下半分・上半分の像として扱う。写像 の各辺の像と、固定した和で積が最大になる対称点 を調べ、2つの像をつないで全体の面積を求める。
解答
解法1
(1)
である。上に開く放物線で, 軸との交点は ,頂点は
である。
(2)
条件(A)では ,,, である。和 を固定すると, であり,
である。これが求める存在範囲である。
(3)
条件(B)では ,,, である。和 を固定すると, であり,
である。これが求める存在範囲である。
(4)
長方形全体では , であり, とおく。固定した に対する範囲は
である。したがって求める面積は
である。
解法2
(1)
平方完成すると
したがって、軸は 、頂点は
であり、 軸との交点は
である。これらを通る上に開く放物線を描けばよい。
(2)
係数比較から
条件 (A) の正方形の辺を移すと、 平面では
また、和 を固定したとき
だから、最大値は である。よって存在範囲は
(3)
条件 (B) の長方形の4辺の像は
である。固定した に対して はこの許容区間で単調に増えるので、存在範囲は
(4)
元の長方形は条件 (A) と条件 (B) の長方形を合わせたものである。したがって、その像は
よって面積は