方針
とおくと, が整数であることは が奇数であることと対応し, となる。 の場合は差の平方の因数分解で調べ, の場合は から有限個に絞る。
解答
とおく。すると は奇数で, であり,である。
まず の場合を考える。このとき であるから,となる。 より である。正負を含めて積が となる奇数の組を調べると,である。これらから順にを得る。
次に の場合を考える。このとき である。 は奇数で だから, を調べればよい。 が正の偶数の平方となるのは のときだけで,このとき である。したがって を得る。
以上より,求める整数の組はである。
総評
難度5,計算量5。想定時間は18分程度。絶対値の中の符号で分け,正の場合は差の平方の因数分解,負の場合は有界な平方和へ帰着する。採点上の核は による平方完成,負の因数対まで含めた列挙, の場合の確認である。絶対値を外す際に一方の符号だけを扱うこと, を最後に確認しないことが典型的な失点になる。