方針
折れ点を順に求めて のグラフを描く。 は長さ の8区間で傾きが交互に となるので、各区間で を解く。
解答
(1) である。折れ点はで、対応する値は順にである。したがって、これら5点を線分で結んだW字形のグラフとなる。
(2)
は各で一次関数であり、端点での値は と交互になる。
が偶数なら だから が奇数なら だからいずれも対応する区間に1個ずつ入る。よって解はの8個であり、求める個数はである。
別解
解法2
方針
の逆像が であることを利用する。3回逆にたどると8本の一次式が得られ、それぞれと の交点が1つずつある。
解答
(1) なので、絶対値の内側の符号が変わるから が新しい折れ点となる。 も合わせ、各点の値を代入すればを結ぶグラフを得る。
(2)
に対しての解はの2個である。したがって3回の逆像には、各段階で符号を選ぶ8通りがあり、いずれも を長さ の相異なる区間へ写す一次式となる。
各一次式はその対応区間上で傾きの絶対値が だから、 との交点をただ1つもつ。また8区間は内部で重ならない。よって固定点は各枝に1個ずつあり、個数はである。
総評
絶対値関数の反復合成と固定点の個数が主題である。目安時間は18分。折れ点を順に倍増させ、各解が担当区間内にあることを確認する。区分一次式と逆像の8枝という独立な見方で、解が8個であることを照合した。