方針
円と放物線の共有点では とおくと2次方程式になる。 から かつ定数項が正であるため、共有点がちょうど2つになるには、 の方程式が正の重解をもつ必要がある。判別式0、重解正、 を順に整理する。(2)は とおいて のもとで の範囲を出す。
解答
(1)
共有点では かつ である。これを代入すると である。ここで とおくと を得る。
条件 から、まず である。また なので であり、上のuの2次方程式の定数項は正である。
正の異なる2根をもつと、各正の根 から が出るため、共有点は4つになる。負の根は共有点を与えない。したがって共有点がちょうど2つになるには、uの方程式が正の重解をもつ必要がある。
判別式を0とすると である。整理すると すなわち である。また重解は であるから、これが正である条件は すなわち である。
この条件と から である。また であり、さらに なので も満たされる。
したがって求める条件は である。
(2)
(1)の条件から 、 である。そこで とおくと、条件 は となる。求めたい量は である。
相加相乗平均より である。ここで だから である。
逆に、任意の に対して とおけば であり、 を満たす。このとき とすれば(1)の条件を満たす。
したがって の値の範囲は である。
半径平方
別解
解法2
方針
円との共有点での半径平方を の関数 と見る。ちょうど2点で交わることを、 における の最小値へ水平線が接する条件に読み替える。
解答
(1)
放物線上で と置くと、原点からの距離の平方は条件 から であり、 である。
円 とちょうど2点で交わるには、方程式 が正の重解 をもてばよい。 は上に凸で、その頂点はこれが正である条件はこのとき と合わせて であり、さらになので も満たす。ゆえに必要十分条件は(2)
と置くと条件は である。したがって逆に任意の に対しと取れば、 かつ を満たす。よって値の範囲はである。
総評
難度7、計算量6。目安時間は24〜30分。 の正の1解は の2共有点を生む。定数項が正なので、ちょうど2点となるのは正の重解の場合である。半径平方 の最小値として見ると、判別式計算と の確認が一つの図で整理できる。