方針
2次関数を係数で置き、条件 、、、 を使って係数を1つの文字にまとめる。あとは与えられた2つの積分をその文字の2次式として計算し、平方完成で最小値を与える係数を決める。
解答
より とおける。条件 から である。したがって である。
また より とおける。条件 から である。さらに だから、 より である。
以上から である。したがって と表せる。
このとき である。求める積分を とおくとである。
まずである。また より である。したがって である。
平方完成すると であるから、 は のとき最小となる。このとき である。
よって求める2次関数は である。
最小時の導関数
別解
解法2
方針
共通の初期傾き を唯一の変数として2つの二次関数を表す。積分値を の二次式に整理し、平方完成して最小点を決める。
解答
共通の傾きをと置く。 より であり、 から である。同様に と からである。したがって求める積分値を とするとよって最小となるのは のときである。このときなお、条件を満たす二次関数の組は ごとに一意なので、これが唯一の最小解である。
総評
難度5、計算量5。目安時間は16〜21分。4つの係数を別々に最適化するのではなく、端点条件と共通接線条件で自由度が1つになることを先に確認する。共通傾き を用いると式が対称的になる。積分後の二次式を平方完成し、唯一の最小解まで述べる。