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北海道大学 2016年度
文系数学 前期 第2問

問題

とおく。

(1) 関数のグラフをかけ。グラフと軸との2つの交点の座標 の値も求めよ。

(2) (1)のに対して,定積分の値を求めよ。

出典:北海道大学 2016年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第2問

方針

解法1

絶対値の中身が符号を変える点で区間を分け,上のを一次式または二次式で表す。(1)は各区間でグラフの形と零点を確認し,交点を求める。(2)はからまでを区間ごとに分け,符号を変えずに定積分を足し合わせる。

解法2

各絶対値を符号変化点で外し,平方完成した4本のグラフとして形を読む。積分はグラフが区間内で負であることを確認したうえで、4区間の符号付き面積を表示数式でまとめる。

解答

解法1

(1)

絶対値の中身の符号が変わる点は である。したがって定義域をこれらの点で分ける。 ではなので である。 ではなので である。 では両方とも負または0であるから である。 ではなので である。

零点を調べると,では よりが該当する。ではで零点はない。では で,判別式はだから零点はない。では よりが該当する。したがって である。グラフは上の4つの式を各区間でつないだものである。

北海道大学 2016年度 前期 第2問の図1

(2)

解法2

(1)

符号変化点で分けると

第1区間の零点は,第4区間の零点はであり,中の2区間では常に負である。したがって

である。各式の端点の値が一致するので,これらを連続につないだものが求めるグラフである。

(2)

定積分であるため,グラフが軸より下にある部分も符号を変えずに加えている。