方針
点 は平面 上にあるので、 とおける。垂線の足であることは、 が平面内の2方向 の両方に垂直であることに言い換える。これで の連立一次方程式を作り、最後に三角形 の周または内部にある条件 を適用する。
解答
(1) である。点 は平面 上にあるから とおける。このとき である。 は から平面 へ下ろした垂線の足なので、 は平面 に垂直である。したがってである。ここで だから、内積を計算して 、 を得る。これを解くと である。
(2) が三角形 の周または内部にあることは、係数表示 において が成り立つことと同値である。
(1) の結果を代入すると、まず より であり、 からも同じく を得る。また なので、 は すなわち である。もともと は負の実数であり、この範囲はその条件も満たす。よって求める範囲は である。
別解
解法2(平面方程式から射影する)
方針
平面の法線ベクトルを、 の両方と内積が0になる条件から求める。点 から法線方向へ動かして垂線の足 を出し、その座標を平面内の係数 に戻す。
解答
(1)
法線ベクトルを とするとであるから、 と取れる。平面 は原点を通るのでである。点 をとおき、平面の式へ代入するとより である。したがって一方、だから、第3成分と第2成分を順に比較して(2)
三角形 の周または内部にある条件は上の値を代入するとよってである。
総評
難度6、目安時間15分。射影点を平面内の基底 で表し、垂直条件を内積2本に直すのが中心である。計算量は標準的だが、 と の向きが混ざっても内積0の条件は同じなので、式の符号を途中で一貫させることが重要である。最後は三角形内部の条件を の非負性と で処理する。 は最終範囲が自動的に満たしているが、確認を一言添えると答案が安定する。