方針
(1) は をくくり、互いに素な奇数 に直す。二つの線形結合から残る最大公約数が8の約数であることを示す。(2)は二つが平方数と仮定し、その差 を偶数の平方の差として4で割り、平方剰余の矛盾を出す。
解答
(1)
とし、 とおく。 は奇数で、 である。右の最大公約数を とする。二数はともに偶数なので である。また一方 だから、 である。よって のいずれかであり、のいずれかである。
(2)
と仮定する。 は偶数なので も偶数であり、 と書ける。差を取るとしたがって右辺は が奇数なので4で割って2余る。しかし平方数は4で割って0または1しか余らず、二つの平方数の差が4で割って2余ることはない。矛盾である。よって がともに平方数になることはない。
総評
目安は20分。(1)では最大公約数が8を割るだけでなく、二数が偶数なので少なくとも2であることまで必要。(2)は の2進的な性質を、平方数の4での余りに落とすと短い。平方数と仮定した直後に根が偶数であることを書く。