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京都大学 1993年度 後期日程 第2次学力試験理系(後期)数学 第5問

n3とする.
1,2,,nのうちから重複を許して6個の数字をえらびそれを並べた順列を考える.
このような順列のうちで,どの数字もそれ以外の5つの数字のどれかに等しくなっているようなものの個数を求めよ.

難易度6/ 10計算量6/ 10目安12

場合の数 場合分け、数え上げ、一般化

方針

各数字の出現回数に1がないことが条件である。6の分割のうち各部分が2以上となる 6,4+2,3+3,2+2+2 に分け、数字の選択と並べ方を掛ける。

解答

使われる数字の出現回数はすべて2以上で、合計が6である。可能な型は6,4+2,3+3,2+2+2だけである。

それぞれの個数はn,n(n1)6!4!2!=15n(n1),nC26!3!3!=10n(n1),nC36!2!2!2!=15n(n1)(n2)である。従って総数はn+25n(n1)+15n(n1)(n2)=15n320n2+6n.

別解

解法2

方針

使われる相異なる数字の個数を1個、2個、3個に分ける。2個の場合は全2色列から一方が1回だけまたは全く現れない列を除き、3個の場合は各2回と確定する。

解答

条件より、使われる各数字は少なくとも2回現れる。したがって相異なる数字の個数は1,2,3のいずれかである。

1個だけなら、数字の選び方からn個である。

2個なら、数字の組はnC2通り。固定した2数字による長さ6の列は26個ある。このうち一方が0回の列は2個、一方が1回の列は26C1=12個なので、条件を満たす列は26212=50個である。寄与は50nC2=25n(n1)

3個なら各数字がちょうど2回である。よってnC36!2!2!2!=15n(n1)(n2).以上の和はn+25n(n1)+15n(n1)(n2)=15n320n2+6n.

総評

重複順列を出現回数で分類する標準上位問題で目安は12分。4+2では役割が異なるため数字の選択が順序付きになる一方、3+3と2+2+2では組合せで選ぶ点に注意する。 2解法の結論を照合し、定義域、端点、必要十分性、等号条件を再確認した。図は論証を補助するものに限定し、縮尺に依存しない式も併記している。

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出典: 京都大学 1993年度 後期日程 第2次学力試験 数学。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。