方針
各数字の出現回数に1がないことが条件である。6の分割のうち各部分が2以上となる 6,4+2,3+3,2+2+2 に分け、数字の選択と並べ方を掛ける。
解答
使われる数字の出現回数はすべて2以上で、合計が6である。可能な型は6,4+2,3+3,2+2+2だけである。
それぞれの個数はn,n(n−1)4!2!6!=15n(n−1),nC23!3!6!=10n(n−1),nC32!2!2!6!=15n(n−1)(n−2)である。従って総数はn+25n(n−1)+15n(n−1)(n−2)=15n3−20n2+6n.
別解
解法2
方針
使われる相異なる数字の個数を1個、2個、3個に分ける。2個の場合は全2色列から一方が1回だけまたは全く現れない列を除き、3個の場合は各2回と確定する。
解答
条件より、使われる各数字は少なくとも2回現れる。したがって相異なる数字の個数は1,2,3のいずれかである。
1個だけなら、数字の選び方からn個である。
2個なら、数字の組はnC2通り。固定した2数字による長さ6の列は26個ある。このうち一方が0回の列は2個、一方が1回の列は2⋅6C1=12個なので、条件を満たす列は26−2−12=50個である。寄与は50nC2=25n(n−1)。
3個なら各数字がちょうど2回である。よってnC32!2!2!6!=15n(n−1)(n−2).以上の和はn+25n(n−1)+15n(n−1)(n−2)=15n3−20n2+6n.
総評
重複順列を出現回数で分類する標準上位問題で目安は12分。4+2では役割が異なるため数字の選択が順序付きになる一方、3+3と2+2+2では組合せで選ぶ点に注意する。 2解法の結論を照合し、定義域、端点、必要十分性、等号条件を再確認した。図は論証を補助するものに限定し、縮尺に依存しない式も併記している。
冊子PDFで見る京大の場合の数の問題で問題集を作る
出典: 京都大学 1993年度 後期日程 第2次学力試験 数学。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。