方針
まず を固定し、差 で整理する。条件 から は 通り、条件 から も 通り選べる。差が である は の 通りなので、合計は になる。最後に2乗和・3乗和で閉じた式にする。
解答
(1) のもとで両端を固定する。
(2) から の選択数を数える。
(3) から の選択数を数える。
を先に固定する。条件(1)より である。ここで とおくと、 は のいずれかである。
差 を固定すると、 だから であり、 の選び方は 通りである。
次に の選び方を数える。条件(2)より であるから、 は の 通りである。また条件(3)より であるから、 は の 通りである。 と は互いに独立に選べるので、固定した に対して は 通りである。
したがって求める個数は である。これを計算するとよって答えは である。
別解
解法2(二重和から差でまとめる)
方針
を先に動かし、各組に対する の個数を と書く。二重和を差 ごとにまとめる。
解答
(1) を満たす両端を取る。
(2) の範囲には 個の整数がある。
(3) の範囲にも 個の整数がある。
を固定すると、より 、 はそれぞれ 通りに選べる。したがって個数はここで とすると、差が である は 組あるからよって求める個数はである。
総評
難度5、計算量4。目安時間は14〜18分。4つの文字を同時に扱うと見通しが悪いが、両端 を先に固定し、差 でまとめると一気に単純になる。 は左端を含み右端を含まない 通り、 は左端を含まず右端を含む 通りで、どちらも同じ 通りになる点が要点である。最後の和は2乗和と3乗和を使うだけだが、 から までであること、差 の が 通りであることを明記すると漏れや重複を防げる。