方針
辺 が3,4,5なので底面 は で直角である。底面を座標平面に置き、点 の3本の距離条件を差し引いて水平成分を求める。残った鉛直成分が底面への高さになる。
解答
とおける。 とすると第2式から第1式を引くと第3式から第1式を引くとしたがって底面 の面積は であるから、体積は
別解
解法2(内積の行列式で高さをまとめる)
方針
頂点 から出る3辺の内積を余弦定理で求める。3ベクトルが作る平行六面体の体積の2乗を行列式で計算する。
解答
次の3ベクトルを置く。辺長からまた余弦定理によりしたがって、3ベクトルが作る平行六面体の体積の2乗は平行六面体の体積は四面体の6倍だからよって
総評
難度5、計算量5。想定時間は18分程度。3辺が3,4,5であることから底面を直交座標に置けるのが入口である。距離の二乗の式は、まず差を取って を一次方程式で決めると計算が軽くなる。最後の高さは である。
第1解法は標準的な答案構成を詳しく示し、第2解法は異なる着眼または計算経路で同じ結論を再確認する。図は式変形の役割と条件の使いどころを可視化した。積分・極限・総和は独立行に置き、分数は表示サイズで組版した。