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京都大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験理系数学 第1問

平行四辺形 ABCD において、辺 AB1:1 に内分する点を E、辺 BC2:1 に内分する点を F、辺 CD3:1 に内分する点を G とする。

線分 CE と線分 FG の交点を P とし、線分 AP を延長した直線と辺 BC の交点を Q とするとき、比 AP:PQ を求めよ。

難易度5/ 10計算量3/ 10目安16

ベクトル ベクトル成分計算座標設定、面積比

方針

平行四辺形の形に依存しない比なので、ABAD を基底にする。内分点 E,F,G を2つの基底の係数で表し、PCEFG の両方にある条件から係数を決める。直線 AP 上の点を uP と表し、その点が辺 BC 上にあるための AB の係数が1になる条件から Q を求める。

解答

A を原点とし、AB=b,AD=dとおく。このときB=b,D=d,C=b+d.内分比からE=12b,F=b+23d,G=14b+d.(1)特に CG:GD=3:1 なので、Gb の係数は 1/4 である。

PCE 上の点としてP=C+s(EC)と表すとP=(1s2)b+(1s)d.(2)また PFG 上の点としてP=F+t(GF)と表すとP=(13t4)b(23+t3)d.(3)(2)、(3)で b,d の係数を比較すれば2s=3t,3s+t=1.したがってs=311,t=211,ゆえにP=1922b+811d.(4)直線 AP 上の点は uP と表せる。これが辺 BC 上にあるためには、b の係数が1でなければならない。(4)よりu1922=1,したがってu=2219.よってAQ=2219AP,PQ=AQAP=319AP.以上からAP:PQ=19:3である。

P は青線 CE と橙線 FG の交点であり、紫線 AP の延長が BC と交わる点が Q である。

総評

難度5、目安時間16分。平行四辺形の形に依存しない比なので、AB,AD を基底にするアフィンな処理が安定する。誤りやすいのは CG:GD=3:1 の読み方であり、G=14b+d となる。最後は Q=uPb 係数を1にし、u=22/19>1 を確認すれば、QAP の延長上にあることと比の向きも同時に確かめられる。

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出典: 京都大学 2013年度 前期日程 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。